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ここ最近、健康イベント等で「血管年齢測定会」を実施する際に、当社の血圧計パセーサを利用していただく機会が大変増えております。最初は、新型コロナウイルス感染症が第5類の扱いになり、イベントなどの開催数が増えたためと思っていたのですが、どうもそれだけではないようなのです。
当社のパセーサが、測定現場での信頼性に高い評価をいただいているということがわかってきました。もともとパセーサは、震災発生時やその後の避難生活の被災者を対象にした、エコノミークラス症候群の検診で長年利用されています。避難所などの、測定環境としてけっして最適とはいえないような場所で行われたデータにも血管指標の有用性が認められたとの報告があり、そうした実績が、健康測定の現場でも知られるようになりました。
当社も自治体等のイベントでお声掛けいただく機会があります。昨年11月の「ねんりんピック」では238名、今年3月の相模原健康フェスタで73名、9月の長岡防災フェアで166名、池田市健康フェスタで182名の測定を行いましたが、いずれも測定不能などのトラブルはゼロでした。これは私見ですが、パセーサの測定部位が体幹に近い上腕部のため、気温などの影響を相対的に受けにくい効果があるためと考えています。
「血管年齢」の算出方法は様々ありますし、その指標は学会等で標準的に確立したものでもありません。そのため疾病の診断や予防の指標として直接的には適用できないのです。ただ、その一方「血管年齢」は学術的にも、生活習慣改善の動機付けに役立つことで知られており、日常的に自分自身の健康状態を意識する上で、手軽な指標なのです。
各地の健康イベントで人気の「血管年齢測定」ですが、結果を正しく理解していただき、健康増進に役立てて欲しいと思います。未病の改善や服薬のことなど、何か気になることがあったら、主治医の先生や健康サポート薬局の薬剤師さん、管理栄養士さん、保健師さんなどに相談して、早期に疾病の兆候に対処して、発症を未然に防ぎましょう!
【血圧計パセーサの関連情報】
◆学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」にて支援募集
2023/10/23公開 「震災被災地における健康被害を予防したい!」
https://academist-cf.com/projects/314
◆TV神奈川 カナフルTV 2022年 ME-BYO BRANDで未病改善<短縮版>
https://youtu.be/IWg2mMGPK-8